うーん、45話があまりに良かったために期待しすぎてしまったのだろうか? 今話では確かに、死ね死ね団は体力がありそうな一般市民や刑務所に捕まっている罪人を選んで、ドクター・ボーグが作った薬を打ち、「サイボーグ化」させることで、「超人間的な力を有…
ドクター・ボーグが発明した、「人間をサイボーグ化する注射」という設定が非常に面白い。注射を打つと、その人間は顔が青くなり、金属片のようなものが顔から吹き出してくる描写がなされる。身体の内側から徐々に機械化されてくる、というイメージなのだろ…
物語の終盤にさしかかったこのタイミングでの、まさかの新必殺技「レインボー・クロス」を修得する回。「レインボーマンの7つの化身の技を同時に使える大技」→つまり、ダッシュ2+ダッシュ5が同時に使えるようになる技となる。その際の、レインボーマンの変…
冒頭、新婚夫婦が歌うフォークソングがエラくいい曲だったので、思わずググって調べてしまった。http://www.youtube.com/watch?v=C-vrytrimVsノイズ・ハミングというグループによる「青い世界」という曲だそうだ。うーん、ハワイアン。また、このすぐ後でタ…
レインボーマンと死ね死ね団との、川崎ターミナルから九州までの船旅+陸路の追っ掛けあいが描かれる。所謂、「繋ぎ」の回だが、レインボーマンに「右手を負傷させて術を使えない状態にある」ことや、「サイボーグ化した女幹部を目撃した新婚の男女を匿う」…
サイボーグ1号&ゴッドイグアナが代わりばんこにレインボーマンを襲ってくる回。(連携を取る気はさらさらなし)なんか、もうフツーの特撮戦隊ものみたいになっているな。ゴッドイグアナ役は、「特撮俳優界の女王」と呼ばれているらしい曽我町子。けれん味の…
サイボーグ軍団編の始まり。モグラート編にて死ね死ね団は「東京壊滅」という大規模テロを仕掛けておきながら、次のシリーズではいきなり「ダイヤ強盗」というチンケな泥棒作戦を展開するところが、なんとも哀しい。「ダイヤ強盗作戦」とか、「女幹部をサイ…
モグラート編の最終回。39話の段階で話をバタバタ一気に進めようとしてまとまりきらない様子が見えてしまい、締まりがない結末になってしまったという印象だった。過程が描かれることのない事項をいくら繋げたところで、物語として成立するはずがない。たと…
モグラートが地面下を掘り過ぎてしまったために、村がまるまる1つ地盤沈下を起こして沈んでいき、沈んだ地面から水が溢れ出して洪水が起こるという場面がある。この場面での特撮が、ミニチュアも精巧に作られており、地面が崩れて沈み込んでいく場面もしっか…
オルガ&ロリータのレインボーマン暗殺作戦、及び死ね死ね団が密かに「ニトロン」と呼ばれる凶悪な破壊兵器の元となる物質を大量生成するための陰謀を進める話。しばらくはややおとなしめなトーンが続いていたレインボーマンであったが、この話では最初にあっ…
死ね死ね団オルガが、タケシ恋人淑江に姿を変えて、レインボーマンを暗殺にかかろうとする話。っつうか、ずうっとタケシのことを見張っていて、タケシに恋人の存在があることは分かっていたはずなのに、何故今さらなんだろうな。それを言ってしまえば、タケ…
物語序盤で、タケシが全く前後の脈絡なく、幼稚園教室の部屋に置いてあったラジオをつけて流れてくる妙ちきりんな曲(初期EDの「ヤマトタケシの歌」)に合わせて踊る場面があるが、アレは一体何の意図があるのだろうか? 楽曲の販促だろうか?それはそうと、…
冒頭の、死ね死ね団の策略によって発生した「人口津波」の特撮効果が実に素晴らしい。海の上から、まるで固形物のようにむくむくと立体的な煙が幾層にも重なって現れるシーンはまさに圧巻で、当時の日本の特撮クオリティの高さを思い知らされた。一体、どう…
カケル達が次に訪れたエメラルドタウンは、生花で溢れている華やかな街だった。カケルはその街で造花を売っている少女フラと仲良くなり、彼女から「闇の花」の存在を教えて貰う。闇の花は皆既日食が行われる5分間のみ咲き、その種は闇の川に向かって飛んでい…
前話で、少年ガロトが占ってくれた言葉「ミルキーホワイトという街で、闇の箱舟が現れるだろう」にしたがって、カケル一同はミルキーホワイトという街に赴く。しかし、ミルキーホワイトには天空に浮かぶ島があり、街に住む人々はその島から落ちてくる岩や神…
今まで物語あらすじが書かれたページが見つからなかったので、感想を書く前にざっくり最低限のことは書いていたのだが、今ちょっと探したらあらすじページが見つかりましたよ。http://tezukaosamu.net/jp/anime/47.htmlおかげでこれからは大分、楽ができる。…
ハービーグリーンという街ではチキチキというペットが大事にされており、町中のあらゆる人がチキチキを飼っていた。街を挙げての可愛がり方は常軌を逸しており、チキチキが苦手とする犬は見つけられ次第保健所に連れて行かれたり、街中のチキチキ以外のペッ…
ロックベラーに教えて貰ったとおり、カケル達は闇の獏がいるというウルトラマリンの草原に向かった。そこで、カケル達はウルトラマリンの草原が「動く草原」であることを知る。草原の後を追っかけていったカケル達は、果たして闇の獏を見つける。しかしそこ…
占いの町・ミントグリーンにて、父親を閉じ込めた闇の箱舟が出現する場所を占って貰う回。と同時に、グロス皇帝の配下ポポロンの策略によって占いに失敗し、それ以来自信を失ってしまった「元天才少年」ガロトが、カケル達を助けたいという一心からカケルの…
カケル達は道中で「光の箱舟」を何十年も探しているという男と出会う。その男は「光の箱舟」がゴールドバレーにあるはずだという確信の証拠として、カケル達に新聞を見せた。そこには、ゴールドバレーのすぐ近くにあるシルバーバレーにて「光の箱舟」の対と…
レインボータウンの人間はほとんど子供ばかりだった。週のうち休日が5日あり、学校でも遊びが教えられており、街を治めている大統領もまた子供であった。カケル一同は、レインボータウンのあるレストランで食事をしていたが、子供が五月蝿くしていたので丹波…
鉄道アクション編。で、キララ姫の叔父さんがグロス皇帝で、今回の事件のそもそもの発端である「街を全部新しく作り変えて、姫へのプレゼントとする」というプロジェクトは、キララ姫のためのものであったことが判明する回。13話にして、ようやっと、少しだ…
カケル一同は、伝説のコソ泥スネールがいるという荒くれ者ばかりがいる街に行ってみたら、何と様子が異なり、善良な人間しか住んでいない様子だった。それは、テンと、テンの飼っている不思議な獣たちが悪人を見つけ、その不思議な獣に悪い心を吸わせている…
ふみちゃんがあーちゃんに、杉本先輩と付き合っていることを告白する話。そして、「図書館の君」というキーワードが出現し、杉本先輩が過去に各務先生のことが好きで告白していたことが示唆される回。やはり、構成が巧い。キーポイントとなるセリフ1ヶ所を敢…
手塚治虫スターシステムに乗っ取って、ドクターキリコ登場回。 ドクターキリコは人口の三原色の太陽を用いて、テラスの街の人々の情緒を意のように操るマッドサイエンティスト役。三原色の太陽で以って人の気持ちを操るという設定は面白いが、ドクターキリコ…
不思議な森・セピアに住む悪戯好きのコロボックルという生き物達から、カケル父親と森の女王様を救い出す話。本作のキーアイテムとなるイノチダケの「どんな病気でも絶対に治す」という効用が第9話の「石の花」と設定がモロカブリだったり(しかも第9話はた…
レッドバルという国では、全てにおいて「力が強い者が正しい」とされ、裁判でさえ綱引きなどの力勝負で判定されていた。レッドバルのチッピ王子は「身体が弱い」という理由で、国王から勘当されていた。ふとしたことからカケル達と友達になったチッピは、父…
女王が支配するある島では、人々に無料で楽しいアトラクションや金銀財宝、酒を無償で提供している。だが実は、それらは全て女王が不思議な力で人々に見せている幻想に過ぎず、そこに集まった人々はやがて女王に捕らえられ、生きるエネルギーを吸い取られ、…
今話は所謂カーレース物&ちょこっと電車アクション(地下道)。特に語ることはない凡庸な内容だったけれど、じいさん役で富山敬が出演していたのが、嬉しいサプライズだった。後、じいさんがレースに優勝したい理由は、「近くに建設された橋のために、魚が取…
冒頭で、ニッチ&サッチやキララ姫が見せた社交ダンス風の踊りは、どうやら古典洋画のオマージュのようなのだが、どうにも元ネタが分からない。やはり、チャップリンのオマージュなのだろうか?本編については明白にチャップリン「モダンタイムス」のオマージ…