2010-01-01から1年間の記事一覧
イオロー砦にいるキララ姫の叔父さんが、実は盗賊と結託していて、街の人たちのお金や財宝を全て奪っていた―しかしその叔父さんは実は妖怪ドギツラが化けていた姿で、本物の叔父さんは妖怪ドギツラのぬいぐるみを着せられて、地下に幽閉させられていたという…
市民対圧政者という、まぁいつもの構図。面白いのは、圧政者が自らの威厳を示すために建立したアイボリー城のために、市民が「日照権」を奪われたために立ち上がるという点だ。一緒に旅をする仲間が、必ずしもカケルと行動や目的を共にせず、めいめいが好き…
キララ姫登場回。人質の父親を救い出すためにキララ姫が出題する7つの謎に挑んでいく過程が描かれる。って、ますます「クレヨン王国」に似てきたなぁ。キララ姫の声が伊藤美紀。最近ではお母さん役や母性的な声が多いため、今回のようなロリ声(と言うかキン…
グレイ牧場にカケルが閉じ込められる場面で、その前に同じ牢屋に閉じ込められていたカケル父親が、壁に石で傷をつけてあり得ないくらいに長い手紙を書いていたことに失笑した。(しかも、別に重要な情報を伝えるためとかではなく、単に「頑張れ」といった内…
手塚治虫原作・総監督のアニメ作品で、手塚治虫のアニメとしての遺作となった作品。(第5話のあらすじを書き上げた段階で、手塚治虫は急逝してしまった)また、名作「ふしぎの海のナディア」の前番組でもある。第1話では前半で少年カケルと不思議な雷獣ブリ…
ふみちゃんと杉本先輩の初デート話と、初キッスの話。 そして、あーちゃんの初合コン話(あーちゃんにとっては散々な結果)。今回も、非常に素晴らしい出来だった。冒頭で、ふみちゃんと杉本先輩が2人で会話しているところが描かれる。杉本先輩はふみちゃん…
第3話まできて、だいぶ良くなってきた。 1話・2話を経て、葉蔵が苦悩する背景が出てきて、だいぶ理解しやすくなってきた。第3話では、過去に心中に失敗してしまい1人の女性を殺害してしまったという罪悪感と、自分と世間とがなかなか馴染めない違和感と、そ…
「人間失格」の(このシリーズの?)ノリに慣れたのか、今話では前話程は観ていて陰々鬱々という気分にはならなかった。幼少の頃、友人の竹一から「(葉蔵は)お化けである」と言われた事から端を発して、以降現在に至るまで「お化け」の幻想を観続け、その…
日本文学の名作を、従来の概念に縛られることなく、「日本文学」=「青さ」というキーワードをもって、そのジャンルが本来持っていた魅力を若い人に新鮮に感じ取ってもらうために制作されたアニメ化作品………と理解していたつもりだったのだが、観始めて1分も…
本編の感想前に、前回触れられなかったポイントについて幾つか。まずはオープニング。このオープニングに幾原邦彦を起用するところが面白い。この原作で、物語の全体のムードを考えれば、もう少ししっとり落ち着いたムードのオープニングにまとめる方向が普…
「エロティックス・エフ」に連載されている志村貴子による漫画作品のアニメ化。「ハチミツとクローバー」や「とらドラ」でも非常に見事な仕事を見せてくれたJ.C.STAFF制作&カサヰケンイチ監督の組み合わせで、今回も第1話から期待を裏切らない素晴らしい作品…
第4話まで観てようやっと、本シリーズでずっと疑問に思っていた部分、はっきり分からずにもやもやしていた部分が、全て氷解した。その結果として、本シリーズがなかなかの佳作であることが分かった。まず、主人公が苦悩してきた理由の一端が、堀木の口から明…
前回では割とあっさりとバトルが終わってしまった印象があったが、今回は割としっかりと「スーバーロボット対決」が観られる構成になっていたなぁ。しかし一見魔法少女ものっぽいパッケージなのに、本作を観てみると「スーパーロボットもの」以外の何者でも…
OVAシリーズ第3話目。で、ポタモス@三石琴乃が再降臨する回。また、今回はひなぎくの当番回であった。 「お互いに気がありながらも、なかなか素直になれず、すれ違ってしまう2人」が、クリスマスの日に、2人の共通の思い出の場所をきっかけに少しだけ心の距…
OVAシリーズの第2話目。敵役に堕天使クラーク・オアシスが登場。一見して分かるとおり、「風と共に去りぬ」のクラーク・ゲーブル演ずるレット・バトラーがモデルである。オアシスに恋に落ちるスカーレット小原自体のモデルが、「風と共に去りぬ」のスカーレ…
OVAシリーズ第4話。で、矢尾一樹がブリュイ役とは別のベルフェゴールという役でまさかの復帰を遂げる回。ももこ/ひなぎく/ゆりの3人が3匹の猫と心が入れ替わってしまう………という、アニメ漫画にはお馴染みの「入れ替わりもの」。だが、毎度毎度のお馴染みの…
TVシリーズ終了後に制作されたOVAシリーズ。基本的にはTVシリーズの延長なのだけれど、作画クオリティがTVシリーズと比較して遥かに高くなっていたり、愛天使たちのコスチュームがリニューアルされていたり、新しい必殺技が出てきたりと、単なる続編ではなく…
工画堂スタジオ作成の一般向けPCゲーム「蒼い海のトリスティア」のOVA化作品。原作ゲーム未プレイ。いかにも温いPCゲームらしく、ざっくりとした物語設定&世界観をベースに、賑やかしの女の子キャラが大勢登場する。(ギャルゲ的な話だが、ゲーム自体はそこ…
押井守監督の実写作品。脚本は伊藤和典、音楽は川井憲二という、押井守作品常連のスタッフが脇を固めている。だからこそ、所謂「押井作品」という高クオリティを保証されたブランド品として安心して観ていられる可能性があるし、その一方で「またいつもの押…
いよいよ「ウエピー」も最終回。ようすけがレインデビラと決着をつけるため、ただ1人で悪魔界へ向かう決心をする。そんなようすけに対して、ゆり、ひなぎく、スカーレットは、ももこと結婚式を挙げて欲しいと懇願するのだった。ようすけは最初断ったが、やが…
内容を国府津高校vs国体補欠選手選抜メンバーの試合に絞り込んだのが功を奏したのか、1作目の不調とは打って変わって、コンパクトにまとまって気持ちよく楽しめる娯楽作となっていた。「上」へと向かうために国府津高校を離れようとする柊と、あくまで「ここ…
レインデビラが人間界に猛攻をかけ、愛天使たち+ようすけが必死に防戦する回。街全体がいばらで覆いつくされてしまった様子は、ちょっと最近観た映画「いばらの王 -King of Thorn-」を彷彿とさせたな。と言うか、何故に最初っから人間界に猛攻をかけなかっ…
ようすけの前に、父親ウラガーノ(の幻)が現れ、「悪魔界と天使界は以前は共存していたこと」「ところが、レインデビラ1人の暴走によって、天使界と悪魔界の戦争が始まったこと」という事実が明かされる。ここにきて、物語内で明確に「天使=善良」「悪魔=…
ようすけが、自分の父親ウラガーノが人間の母親と恋をしたために、悪魔たちによって殺された事実を知ってしまう回。この回でも、小道具の使い方に感心させられた。自分が悪魔であったことを知ってしまったようすけは、それ以降、ももこがいくら話しかけても…
遂に、ようすけが自分が悪魔であることを知ってしまう&ピーチvsようすけの初対決の回。物語中盤でももこ父親がアルバムを見ている場面があるのだが、アルバムの最初の方は赤ん坊のももこと母親とのツーショットばかりだったのが、その次には少し大きくなった…
浅田弘幸原作「I'll」のOVA化。原作未読。原作のクライマックスに追いつくためであろうが、かなり内容が大幅に圧縮&急ぎ足の展開であった。 原作のスタイルを踏襲しているのかもしれないけれど、基本的に柊の主観/モノローグで話が進んでいくため、登場人…
ようすけが悪魔だったことを知ってしまい、ももこはショックで寝込んでしまうが、ようすけの優しさに触れて(また、夢の中で助けを求めるようすけの姿を見て)ショックを断ち切り、ようすけが「元の優しい姿」に戻れるように決意を新たにする、というお話。…
タイトルどおり、もも子のママがもも子とパパのところに帰ってくる回。久方ぶりに、中多和宏声のもも子パパの渋い声が聴けて嬉しかった。もも子ママ=セレーソの鈴鹿千春の声も、少し池田昌子に似ていて、いい声だ。ここんとこ続いている、過去の因縁話が今…
ついに、ついにももこ&ようすけの初キッスが披露。いよいよラストが近い感じするなぁ。ももことようすけが初キッスをした後、2人がそれぞれの言葉に鸚鵡返しで答えるぎこちない会話、ようすけがももこに「お前が家に入るまで、見ていたいんだ」というセリフ…
消滅の渦に巻き込まれたと思っていたリモーネ様がすんでのところでアフロディーテ様に助けられたいたことが分かったり、でもリモーネ様は悪のウェーブにやられてリモーネとしての記憶を失っていたり、ようすけに問い詰められてももこが天使と悪魔の戦いのこ…