青いブリンク 第5話「イエロー砦の妖怪ドギツラ」

イオロー砦にいるキララ姫の叔父さんが、実は盗賊と結託していて、街の人たちのお金や財宝を全て奪っていた―しかしその叔父さんは実は妖怪ドギツラが化けていた姿で、本物の叔父さんは妖怪ドギツラのぬいぐるみを着せられて、地下に幽閉させられていたというお話。

しっかし相変わらずご都合主義満載だったな。丹波がちょっと若いメイドにちょっかいをかければ、若いメイドは(全く前後の脈絡なしに)地下迷路に行くためには地図が必要で、その地図は居間に隠されているとあっさりゲロっちゃうし。で、ニッチとサッチはあっさり居間から地下迷路の地図を見つけちゃうし。

毎回必ず1回はある「ブリンクからカケルへの勇気の注入」も、今回は「妖怪ドギツラの対面」(実はぬいぐるみを着せられたおじさん)にあてられており、それよりもっと厳しいはずの地下迷路のトラップやら、本物の妖怪ドギツラとの対決には、勇気注入なしでカケルは何とか対処している(ブリンクは横にいるものの、他の大人はついていない)。おそらくは、視聴者からの反応を配慮して、カケルにちゃんと「カッコいいところ」を見せようとしての措置だろう。十いくつの子供が父親を救いに冒険に出かけるって時点で、もう十人分にカッコよすぎることなのだけれどね。

後、叔父さんの声は滝口順平のはずなのだけれど、何故クレジットがないのだろうか?