2010-02-11から1日間の記事一覧
カールとメグが結ばれたり、マーサおばさまが甥のフレデリックと20年ぶりに再開したり、アンソニーがニューヨークに旅立って行ったり、最終回へ向けて色々巻きが入る回だった。これまで手順らしい手順は一切描かれず、いきなりカールがメグに告白⇒メグがカー…
クリスマスの日。ベスはずっと前から願っていたとおり、ローレンス郷から貰った楽譜でピアノが弾けるようになるまで回復していた。一家団欒している時に、ローリーが「プレゼントを持ってきた」と入ってきた。その後、姿を現したのは、マーチ家の父、フレデ…
前話の事件に勘付き、ローリーが何をしたか問い質そうとするローレンス郷と、マーチ家との約束を守ろうとだんまりを決め込むローリーとか大喧嘩する話。で、その喧嘩をジョーが間に入って仲裁する話。こうしたキャラクター同士の衝突は物語の序盤に持ってき…
うーん、正直、今回の話はあまりノレなかったな。色々とイケていない部分は多いけれど、最も本話を退屈にさせている要因は、前話感想で述べたように、そもそもメグとカールとの直接の絡みがほとんど描写されずにここまで来てしまっているので、二人の恋愛関…
絵を描き始めてから、スイッチが入ってしまって、何を言われても生返事しか返さなくなってしまうエイミーが実にオタク臭くて、親近感を感じてしまったよ。今回の話は恋話中心。ジョオが人の(メグの)恋愛のことならズケズケ言えるのに、自分のことに関して…
ベスが猩紅熱にかかる話、オーラス。(「熱が深夜になるまで下がらなければ、最悪の事態を考えたほうがいい」という医者の発言が事前にあった状態で)その日の深夜、ベスの容態が急変した場面の描写が巧かった。ベスの様子がやけに落ち着いていたのを不思議…
ベスが猩紅熱にかかる話、第2回目。病状は落ち着いた展開を見せていたが、ラストでベスの病態が重くなり、医師が「母親を呼ぶように」と姉妹に告げるところで本話の幕が閉じられる。ローレンス郷が周囲の反対を押し切ってベスを見舞うところが、ローレンス郷…
タイトル通り、ベスが猩紅熱にかかる話。猩紅熱に対する抗生物質ペニシリンが発見されたのが1929年であるが、原作が発表されたのはまだ1868年であり、感染症は人々にとって生命にかかわる可能性のある病気だった頃のようだ。元から身体が弱いベスが猩紅熱に…
4姉妹(+ハンナ)が、父親の看病のためにワシントンの病院に行っている母親のために手紙を書く話。そして、マーチ夫妻のすぐそばにいるカールブルックスからメグ宛に「マーチ夫妻の様子」の1日遅れの実況報告の手紙にまつわる話。タイトルどおり、手紙に関する…
チチキトクの話の続き。と、ジョオが髪を切った後の周囲の反応を見る回でもあった。デービッドがジョオの髪の毛を見た反応の後で、アンソニーの反応を描くという二段続きの展開で見せたところが、対比が鮮やかで良かった。(せっかく父親のことで慰めようと…
「愛の若草物語」は初見ではなかったのだけれど、もう何年も見返していなかったので、内容については結構忘れているところがあり、新鮮な気持ちで観ることができた。この最終回も大部分忘れていたが、実に見事な締め括り方で唸らさせられた。まさか、最後の…