藍より青し〜縁〜 第7話 避暑〜ひしょ〜

桜庭館の住人+繭が、避暑のために山+温泉に遊びに行く回。

今回、かなり大胆に絵にギャグの崩しが入っているなぁ。「藍青」は各回の作画監督の裁量が大きく、話数によって絵柄が大きく異なってくるのだけれど、ここまでギャグ方向の崩しが入ったのは今回が初めて。作画監督は、最近「おおきく振りかぶって」で注目が高まっている守口淳一郎。絵コンテはまなかゆきおとなっているが、この名前では「アソボット戦記五九」の絵コンテくらいしか名前を見かけることがないため、おそらくはペンネームであろう。腕前からいって、相応のネームバリューがある人だと思われるが、いったい誰であろう?(岡崎幸男だろうか?)

ラストを、男湯と女湯を隔てる垣に設けられた「お見合い窓」越しに、薫と葵がキスするところを真上の構図から捉えたカット(ちょうど垣が一本の線になって、薫と葵が口付けしているところを隠すように見える)で締めたのが、スタイリッシュで良かったな。

あと、食後の団欒で興じていた遊びがツイッターだったり、王様ゲームだったりと、やたらとキャバクラ臭いノリだったのはどういうことだろうか?(ツイッターなんて、それこそ漫画やアニメでしかプレイしたのを見たことがないよ)

あとあと、古今東西ゲームの対象をUMAとしたり、回答としてチュパカブラを挙げたりする妙ちんの意外なマニアックさが可笑しかったな。「ネギま!?」で取り上げられるまではチュパカブラの存在は知らなかったけれど、この2003年のタイミングでこうやってネタに取り上げられるくらいに知っている人は知っているような存在だったのかな?

ちなみに過去の日記は以下リンクを参照。

http://d.hatena.ne.jp/oippu/20040714#p2

葵+雅チームの車を外車だと指摘していたのは面白いな。でも車種についての言及は特になし。惜しい!
今でも車については全く明るくないけれど、エンブレムから言って、BMWをイメージしていたのだろうな。