藍より青し〜縁〜 第11話 月光〜げっこう〜
オーラス一話前で、ティナがアメリカに遂に帰っていってしまう回。
贔屓にしている杉本功作画監督回で、Aパートの桜庭館(+繭っち)のコスプレ大会をはじめとして、各キャラが可愛らしく描かれていて、たいへん眼福であった。
全体としては、ローアングルのカットを多用したしっとりとした作りで、特にティナが薫の寝ているすぐ側で、薫に別れのセリフを言う場面は、雪乃五月の迫真の演技もあいまって、白眉の出来であった。また、今話は第2シリーズ第1話と同じくらいに、音が丁寧に作りこまれていて、ティナが桜庭館と別れるまでの家庭を静かに盛り上げるのに大きく一役を買っていた。絵コンテはしまづ聡行、演出は山本秀世。
後は、どうでもいいことを2〜3言ばかり。
ティナがスーパーの横っちょに置いてある古いゲーム機で遊んでいる場面では、やはり「噛ませ犬」がゲームに登場していた。相当に昔のゲームのような画面だったけれど、「噛ませ犬」は藍青の世界観ではスーパーマリオと同程度くらいに、昔ながらのゲームキャラなのだろうか?
後、ティナが一升瓶を前にして、両手に日の丸の扇子を持って踊るところは、明らかに「めぞん一刻」一ノ瀬さんのオマージュだな。
ということを、過去の当方の日記でも指摘していたようですね。
http://d.hatena.ne.jp/oippu/20040920#p1
この過去日記は、割かし巧く書けている方だな。
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