愛天使伝説ウェディングピーチ 最終話「愛天使戦隊最後の戦い」

第10562話「ごめんねようすけ」同様に、LD-BOX購入特典としてついてくる、まぁおふざけの回。「ウェディングピーチがこの後、何十年も続いていたら、、、というコンセプトの元、仮想の話数を作るというコンセプト」も変わらず。ギャグが上滑りしているのも変わらず。まぁ今回は10分程度で終わるので、あっさり観られることが救い。

今回は作品全体が戦隊もののパロディになっている。アイキャッチ戦隊ものパロディなのだが、絵が「映画の手描き看板風」で、ちょっと昭和の薫りがする。戦隊ものとしてもちょっと古めの作品を想定していて、大きなお友達を意識しての演出ということだろう。オープニングも、「ウルトラマン」のパロディになっていたし。

愛天使たちのそれぞれの必殺技の元ネタは以下の感じだろうか? しかし、放映当時(95年)を考慮しても、元ネタが古いなぁ。

・エンジェルリリィ ⇒ 百列キック(「北斗の拳」の百列拳)
・エンジェルサルビア ⇒ アーモンドダスト(「聖闘士星矢」のエンジェルダスト?)
・エンジェルデイジー ⇒ かめはめ亀(「DRAGON BALL」のかめはめ波
・エンジェルポタモス ⇒ ポタモスパンチ(「マジンガーZ」のロケットパンチ

それにしても、現時点で34話まで視聴を終えている段階なのだけれど、最終話まで何があってポタモスが愛天使になってしまっただの、どういった経緯があって戦隊ものになってしまっただの、色々とツッコミどころはあるが、最大の謎は、何故「10分番組」になってしまったのかということだろうか(苦笑)。まぁ、「ケロロ軍曹」が15分番組になってしまう現在になっては、さほど意外なことではないのかもしれないけれど。