藍より青し 第4話 同棲〜どうせい〜

薫の急病により「契り」は持ち越しとなってしまった。残念！
（その代わり、全裸になった葵ちゃんに薫が一方的にペッティングされる場面があった）

葵ちゃん母親登場で2人の仲は引き裂かれる！かと思いきや、意外に理解ある母親で、葵の気持ちを受け止めて2人の生活を認めるばかりか、2人の住む家まで手配してくれる心の配りようにちょっと拍子抜けしてしまう。財閥の跡継ぎ云々って、ちょっと娘が「決めた人がいるんで、その人と結婚したいぃ！」とか言うくらいで許しちゃえる程度のものなのか？（それならば、花菱家に嫁入りするために葵に18年間強いてきた花嫁修業は一体何だったんだ？）

まぁ、これはあくまで「いったん葵の言うことを聞き入れて、様子を見る（ほとぼりが冷めるのを待つ）」ということなのだろうと思いたい。そこまで浅はかで、テキトーな展開の物語だとは、今の段階ではまだ思いたくない。

葵と仲良さげにしていることに嫉妬して、ここぞとばかりに薫に重労働をさせたり、薫のシャツ姿を見てドギマギしたり、家の中で物音がするのを本気で怖がったり（正体は猫であったが）、ポーカーフェイスを気取りながら、実はくるくると表情が変わる神楽崎雅さんが萌えだった。（コレはコレで、葵ちゃん以外のファンがつきそうな感じだ）平松晶子はちょうどこの作品放映時（92年）あたりからお姉さん的な役回りが増えだしてきたように記憶しているけれど、雅さんの振り幅の大きいキャラクターを的確に把握できていて、見事に役に嵌っていた。

藍より青し 第二巻 [DVD]