愛天使伝説ウェディングピーチ 第31話「乱入!恋のライバル」

ポタモスが川浪ひろみの名前で人間に化けて、花園学園のももこたちのいるクラスに潜入を始めた。そして、そこで出会った風魔ようすけに本気でときめいてしまう、、、という回。

今回はももこ・ひなぎく・ゆりの3者のやりとりがまるで漫才のようで楽しかった。

(ポタモスがようすけにアタックする際に「DNAが疼いちゃう〜(ハート)」といったセリフに対して)
ゆり:「確か、、、デオキシリボ核酸
ひなぎく:「なに、出てきておしぼりかあさん?」

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(ポタモスがまたしてもようすけにアタックしているところを見て)
ゆり:「ももこ、いいのかぁ?指くわえて見ていて?」
ももこ:(本当に指をくわえている)

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(使い魔シモシモに全身を凍らされたカップルを3人が見て)
ひなぎく:「なんだ、凍ってんぜ!今日はそんなに寒かったか?」
ゆり:「凍るほど、このカップルの仲は冷え切っていたとか?」

フツーに考えて使い魔の仕業って分かるだろ! と言うか、状況の分析をする前に、カップルを助けてあげようという発想に何故及ばないかね。

今話では、3人のキャラ立ちがいつも以上にはっきりしていて、良かったな。(ひなぎくのツッコミキャラ、ももこのツッコマレキャラ、ゆりの一歩引いたところで状況を観察するキャラ)また、じゃまピーの「ももこのボケに対するツッコミ⇒ももこからの反撃でひどい目に遭う」というループ(毛を毟られたり、昇竜拳で上空まで飛ばされたり)も面白かったし、ポタモスが鏡に映っている姿は悪魔の姿として見えているところも、ポタモスの闇の部分がヴィジュアル化されていて、ベタながらも的確な演出であった。

演出は第25話以来の藤本義孝が担当。なるほど、道理で出来がいいはずだ。