愛の戦士レインボーマン 第15話「殺人プロフェッショナル」

M作戦を進めるにあたって、贋札を作ることができる人間を誘拐したり、おたふく会という新興宗教からの提供という形で、お金を大量にばら撒いたり、きちんとした手順を踏んでいるところが、立派だし、興味深い。(人々から多額の金を集めるというイメージを持つ新興宗教が、逆に多額のお金をばら撒くという設定が、意外性があり、面白かった)

冒頭の山中での戦闘シーンで気付いたのだが、バトルシーンはかなり低目のアングルが多く、それが良い緊張感を生んでいる。(草むらの高さで、草むらを前に置いて、戦闘を行うシーンなどが特徴的な一例だろう)

また、今回から登場したガルマはフドラ以上のキモさで、エグみが増した感じがして良かった。お面自体は左とん平そっくりの、オッサンの顔をかたちどったものだが、口の周りが黒く、汚く塗りつぶされていて、それが異様な怖さを醸し出させてくれる。狙ってか、狙ってないのか分からないが(笑)、エグくっていい感じだ。口から火を吐くガルマファイヤーはまぁ普通だけど、指から青い溶解液を出すガルマブルーという必殺技も、イヤンな感じのエグさで、ナイスだった。