愛の戦士レインボーマン 第9話「タケシを狂わせろ」

タイトルからして、名作の予感がビシバシ伝わってくる。

茶店のジュースにキャッツアイを混入され、口にしてしまったタケシはついに発狂してしまう。そこからはもう、名場面のオンパレードですよ。タケシが屋上に上って、落ちそうなほどに身を乗り出して「魚がいるぞぉ〜!タコがいるぞぉ〜!イカも!」と叫ぶところとか、タケシが特別病棟に連れられると、左右に牢獄があり、その全ての部屋に狂人が住んでいて、タケシが通路を進むたびに、牢獄の檻ごしから手が伸びてくるところとか、ラストでタケシがヘンな機械を頭に嵌められて、完全な狂人になるよう電波を送られるところとか、もうデンパ的描写の嵐ですよ!

この作品のカルトな持ち味が最も発揮された回の一つであろう。いや、素晴らしかった。