愛の戦士レインボーマン 第4話「マカオの殺人ショウ」

死ね死ね団初登場回。で、キャッツアイ作戦開始編。

死ね死ね団とは、黄色人種、特に日本人を忌み嫌う、世界各国の個人の集団である」
という死ね死ね団の紹介の仕方が、身も蓋もない。
また、ミスターK
「我々は黄色いドブネズミを根絶やしにしてやる。
そうしなければ、我々は骨までしゃぶりつくされてしまうだろう」
という根拠不明の被害妄想もスゴいなぁ。

敵の目的が「世界征服」で、そのために取る手段が「幼稚園のバスをハイジャックする」というものが、これまでの特撮物の一般的パターンであることを考えると、死ね死ね団の設定がいかに緻密で、政治的な面に強いかが窺える。

地下一室での、檻の中でのタケシと黒人プロレスラーの対決は、まるでスケールの小さいカイジか、グラップラー刃牙みたいな雰囲気になっていて、ちょっと笑ったな。