ハァハァ三兄弟の当番回。
冒頭の十文字の瀬那への告白
(「変わりたいんだよ、俺らも。
変わりたいんだよ、お前みたいに。
俺は、お前を認める。
ただし、俺はお前に負けねぇ!」)
から、最後、三兄弟が虹の色の数で言い争った後に、仲直りするところまで、物語の運び、キャラの心情描写、演出と全てが完璧に決まった、所謂「名作」の回。
この作品はわりかし「勢い一発で押し切る」ことが多いのだが、たまに今回のような「名作」を作ってしまうので侮れない。と言うよりか、この絶妙なバランスこそが、本作品を他に換えの聞かないOne And Onlyな作品にしている所以なのだろう。